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ポセイドン(Poseidon, 制式番号はUGM-73)ミサイルは、米海軍に配備された二番目の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)である。 == 概要 == ポセイドンC-3は、当時のロッキード社によって開発されたUGM-27 ポラリスを直接の祖先とするSLBMで、米海軍にとって二番目の弾道弾システムとなった。ポセイドンC-3はポラリスA-3と同様の二段式固体燃料ロケットだが、より大容量のペイロードと、より精密な精度を持っていた。 ポラリスA-3の射程延伸を目指した開発計画は、1963年11月にポラリスB-3として始ったがMIRV化が優先されたため、射程延伸は見送られた。計画名は1965年にZUGM-73 ポセイドンC-3へと変更され、1971年3月には作戦可能となった。完成後は配備中のポラリスを1972年から置き換え始めている。外径が54 inchから64 inchに大きくなったため、既存のポラリス搭載潜水艦であるラファイエット級弾道ミサイル搭載原子力潜水艦(SSBN)にポセイドンを搭載するためには、潜水艦のミサイル搭載区画を改修する必要があった。このため原子炉の定期点検の際に発射管のライナーを剥がして内径を広げる改修が行われている。 ポセイドンC-3は、1979年からトライデントC-4(トライデントI)への置き換えが始まり、1990年にはトライデントD-5(トライデントII)へ置き換わった。1994年には全てのポセイドンC-3が退役している。ポセイドンC-3は約620基のミサイルが製造され、31隻のSSBNで496基が作戦配備についた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポセイドン (ミサイル)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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